油断していた。

思いっきり、近い友人が電撃結婚

まさか、“電撃結婚の報告”を真っ昼間に私ひとりで浴びるとは、

想像もしていなかった。

かなり驚いたが、伊達に33年生きていない。

鳥肌だけで済ますことができた。

...つもり。

彼女とランチのため、郊外のイタリアンに向かった。

私のお気に入りのお店だ。

前菜がテーブルに出たとたん、

「実は結婚することになったの。」

...どうりでお迎えの車はBMWで、

ワタシをランチに誘うわけだ。


彼とは6年前に友人を介して知り合い、

それぞれ恋人との別れを繰り返し

今年2月に再会し、結婚を決意した。

彼女は今年の1月まで別の男性と同棲していた。

旦那さまと再会したのは2月なのだから、問題はない。

「きっと、神様は次のカードを出す準備をしていたんだね。」

と、ついロマンチッカーな事を言ってしまった。


彼女のこれまでにはいろいろとあったから

本当に嬉しく思う。ホント。

こうやって、役にも(ネタ)立ってる。

友人に自分の幸せを話すのも、楽しいだろう。

つい、のろけ過ぎるのも許せてしまう。

良かった、良かった。

私にも、そんな事があった。

自分の彼氏は世界一素敵だと思った。

キアヌで五分だと思ってた。

けれど1年ほどで、キアヌの圧勝だという事に気付いた。

今から、彼女の結婚式の2次会が楽しみ♪

出逢いの絶好のチャンス!!

びっくりさせられたけど、ただでは起きないぞ!

おい!神!カード用意しておけ!

私に!