インテリアに凝る人がいる。
あなたの部屋のコンセプトは何だろう?
アジアン、モダン、ポップ、アンティーク...ミッドセンチュリー?
NYの古アパートメント風?
友人を食事に誘った。今、話題になっているお店にコネができたのだ。
「今日は部屋でのんびりしたいの。先日買ったソファがやっと届いて...」
と返信が戻ってきた。
“自分の部屋が落ち着く...”と以前から話す彼女だ。
徐々に家具を揃い集めれば、30歳も過ぎると、部屋はほぼ完成する。
途中でコンセプトをチェンジしていなければの話だけれど。
友人の中には、インテリア雑誌からの取材を受けるほど
完成度が高い人もいる。
本格的なダーツをとりつけた彼の部屋はミッドセンチュリー。
寝るだけの部屋の持ち主は、世界観に乏しく、魅力がない人が多い。
でも、自分の部屋に好きなモノを持ち込んで、
自分の世界観を持ってる魅力的な人は、
あまりの居心地の良さに友人からの食事の誘いを断る...
外を歩くのは、世界観のない人ばかり?
自分の部屋の居心地の良さは私も知っている。
けれど、自分の部屋では次に何が起こるわかってしまう。
次にかかる曲も次の次にかかる曲もわかっている。
自分が城の主なのだから、自分に不愉快な事は起こらない。
予定外の事は起こらない。
突然、オーダーしていないサラダが運ばれてくることはない。
隣の人にビールをかけられる事もない。
自分の部屋はとても安全な場所なのだ。
...もしかして、30代の出逢い率降下の原因はこれ?
部屋の完成度の高さ?
だとしたら、独身者には勝手に自分の部屋に入られては困るのだ。
恋愛はパートナーがいなければできない。
部屋の中にいられては、見つける事ができないのだ。
同姓の友人は、楽しくシングルライフを過ごす為には、大切なパートナーなのだ。
OK!!
しばらくはその安全な“シェルター”で、のんびりしてらっしゃい。
私は“予定外”をうんと楽しんでくるから。
ババーイ!